美肌水でイボ退治 今井龍弥医師の知恵袋

皮膚科に行くと、イボの治療で受診している人によく会います。

イボの手術には、レーザーや液体窒素が使用されています。
イボの患者さんからは「何回も通わなければならない」「何度も再発する」という声を聞いていました。

イボ自体は、足裏にできない限り、かゆみや痛みはないため、基本的に害はありません。
治療する理由は、「みっともないから」というところでしょうか。

私自身がイボで困ったのは、足裏にできて、歩くときなどに違和感が生じたことです。
それで最初はアロマセラピーを利用し、ティートリーやレモンの精油を塗って除去しようとしました。
1カ月でポロリとイボが取れるケースがあるとアロマに詳しい医師に聞いたのですが、私の場合は毎日塗るのがめんどうくさくなって挫折。

それで現在は、違和感や痛みが出たら、イボで厚くなった角質を美肌水原液で取り除く方法を私は採用しています。
美肌水は、今井龍弥医師が開発した手作り化粧水です。

美肌水原液は、グリセリン 小さじ1(5ミリリットル)、尿素 50グラム、水道水 200ミリリットルを混ぜるだけで完成。
※詳細はこちら

スポイトなどを使って、イボができている部分に美肌水原液を塗ります。
めんどうくさいときは、足全体に美肌水原液をたっぷり塗ってもかまいません。
1~2分後に、イボのところを手の指でこすると、古い角質がはがれてきます。
消しゴムのかすのように、古い角質がボロボロ取れるので、新聞紙などの上で行ったほうがよいでしょう。
古い角質が取れると、イボの盛り上がりが小さくなり、足裏を床につけても違和感や痛みがありません。
イボそのものは治っていませんが、困っていないので、それでよしとしています。
このような感じで、ときどき美肌水原液を塗っていたら、イボの深さというのでしょうか、程度が軽くなってきました。

また、子どもの足裏にも直径8ミリほどのイボらしきものができたので、美肌水原液をときどき塗ってあげました。
イボは悪化さえしなければ、私たちの体に害はありません。
そのため、あまり神経質に対処する必要はないと私は考えています。
皮膚科に通う時間がもったいないし。

子どもの足裏のイボについては、上記の方法を3カ月ほど続けたら、跡形もなく消えました。
写真に撮っておけばと後悔しています。

なお、ほかの方法として、黒酢を入れたお湯で足湯をするとイボが取れたという話を取材したことがあります。
ポロッとイボが外れるように、かなり劇的に解消したとのこと。
連続して1週間ほど行わなければならないので、私は途中で挫折しました。

足湯は「頭寒足熱」の状態を作り出し、イボだけでなく、便秘・下痢・胃痛・イライラなどを緩和する効果があります。

なお、首や顔のイボで悩んでいる人は多いのですが、こうした部位のイボに私は美肌水原液を塗ることをお勧めしません。
足裏のイボについても、自己責任・ダメでもともと・安価優先ということで、よろしければ美肌水原液を試してください。

美肌水に関する今井医師の著書は多数あるので、作り方や作用機序などをぜひ参照してください。今井節に加え、たくさんの体験談も掲載されています。

○今井龍弥医師のプロフィール
1940年、愛知県名古屋市生まれ。京都大学医学部卒業後、大阪大学歯学部を卒業。医師免許、歯科医師免許を取得。名古屋市内でクリニックイマイを開業。著書多数。


【イボについて】
■イボ
一般にイボといわれているものには、ウイルスの感染によって起こるものと、そうでない良性腫瘍がある。
○ウイルス性のイボ
尋常性疣贅:手足に見られる普通のイボ
扁平疣贅 : 顔や首に多発する淡褐色で扁平なイボ
尖圭コンジローム: 外陰部に多発する乳頭状の腫瘍
伝染性軟属腫 :いわゆる「水イボ」
○ウイルス性ではないイボ
老人性疣贅(脂漏性角化症):黒褐色のイボ状のもの。皮膚の老人性変化の一種
アクロコルドン:中年以降の特に女性の首、胸、わきの下に多発する。直径が1〜3ミリ

■手のイボ
ウイルス性の尋常性疣贅
皮膚の表面で感染が広がって大きくなったり、数が増えたりする可能性がある
再発しやすい

■イボの代表的な治療法
液体窒素でイボを凍結・凝固させる方法(液体窒素凍結療法)
1〜2週間おきに繰り返し治療を行う必要がある

■アロマセラピーによるイボ治療
ティートリーなど、抗ウイルス効果を持つアロマオイルを使用

■ティートリーオイルの効果
強い抗菌・抗ウイルス・抗真菌・消炎効果がある
スキンケアでは、イボ・水イボをはじめ、傷、ニキビ、水虫などに使われる

■ティートリーオイル
オーストラリア原産のティートリーの葉から抽出した精油
お茶の木に似ているため、オーストラリアに入植した白人によってティートリーと名づけられたが、実際はまったく違い、フトモモ科の木
オーストラリアの先住民、アボリジニの人々によって何世紀にもわたって愛用されてきた
清涼感のある香り 
皮膚や粘膜への刺激が比較的少ない

■イボへのティートリーオイルの使用法 
一日5〜6回、患部を清潔にし、ティートリーオイル(原液)を綿棒につけ、患部に塗る
※皮膚への刺激は比較的少ないとされているが、患部以外には塗らないようにする
あくまでも自己責任で、皮膚に異常が現れたら使用をすぐに中止する

■ティートリーオイルによるイボの治癒過程
1〜3カ月でポロリと取れたり、ボロボロに崩れたりするケースが多い

0 件のコメント :

コメントを投稿