読書感想文クラス 第2回「オチの引き出し方」

コントも作文も、構成は同じです。
「はじめ(つかみ)」「中」「おわり(オチ)」の3部構成で、最も力を入れるのが「おわり(オチ)」。
「おわり(オチ)」がぼやけている、あるいは存在感がないと、観客も読み手も「はて?」とモヤモヤした、とても嫌な感情を抱いてしまうからです。
短気な私などは「何が言いたかったの?」とイラ立ちさえ覚えてしまいます。

今日のクラスに参加してくれた小学生がコント好きだったので、「おわり(オチ)」の重要性はスムーズに理解してくれました。

ここからが小学生の「おわり(オチ)」大会。
メンバーの1人が読んだ物語で、主人公がイタズラをするシーンがありました。
「おわり(オチ)」を「ぼくだったら○○というイタズラをする」にしようと決まったら、どんなイタズラをするのか、みんなが考え始めました。

「おわり(オチ)」で大事なのが、物語の設定を逸脱しないこと。
物語が太平洋戦争の頃にタイムスリップするというものだったので、その時代でできるイタズラを小学生たちに考えてもらいました。
同時に、どんな戦争だったのか、戦時中に庶民はどのような生活を強いられていたのか、物語を読んだメンバーにも説明してもらいました。

別のメンバーが読んだ物語は、「おわり(オチ)」を考えるのが難しい内容でした。
主人公が、物語の語り手という構成だったからです。
ある突拍子もない出来事に、母親、父親、学者、商売人、政治家がどのように振る舞うのかを、ちょっと皮肉って描いているため、「自分だったら○○する」という「おわり(オチ)」は難しいと私は判断しています。
そこで、「物語に出てくる突拍子もない出来事が起こったとき、身近な人はどう対応するのか」この物語の10年後は、きっとこうなっているだろう」で「おわり(オチ)」を考えるように、今夜、その子のお母さんを通して提案するつもりです。

「自分で原稿を書くほうが簡単だ」が事実ですが、私では到底思い浮かばない、意外な発想が楽しい!!
参加してくれた小学生たちに感謝です。
読書感想文を書く手順を説明しています

「高い場所に飛び上がることはできないが、階段やはしごがあれば楽に登れるよね」と作文と高い場所をかけた図

起承転結で作文を構成すると混乱が生じやすいので、3部構成にするように伝えました
今日、配り忘れた「下書きの見直し」のやり方は、データでお母さんたちに送ります



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